趣旨:認定NPO法人しみん基金・こうべ(以下、当基金)は、阪神・淡路大震災で体感した支え合い、助け合いのすばらしさを大切にし、地域に根ざし、次世代を担う若者と手を携えながら、草の根の活動を広げていきます。草の根活動とは、すなわち市民社会をつくる活動です。市民社会は、公共を、行政に頼るだけでなく、自律かつ自立した市民一人一人による共助・互助で成していく社会であると考えています。
一方、近年は災害が多発化・激甚化しており、災害時は常に大きな社会課題の解決を迫られます。また平時の課題が大きく顕著にもなります。当基金は、日常の社会生活に必要な市民活動、これらの活動から生まれて来る被災地支援へのアイデア(提案・提言)を何かの形で社会へ訴えることは出来ないか、それによって今後災害が起こった際に、それらが活かされる社会であって欲しいと考えています。